遊園都市群

KTM250XC-Wというガチバイク

お久しぶりです!

気がつけば2020。僕自身このブログの存在を忘れてました・・・最終更新から1年くらい経ってるんじゃないかな?

 

さて、僕の近況報告をしておくと、、、21歳!拳で語る社会人になりました!荒波に揉まれて死にかけてますけど笑

中学三年生の時に始めたこのブログですが・・・その時には想像もしていなかっただろうなぁ、趣味がPCからバイクに変わり、酒飲みながらノーパソ叩いてブログ更新しているなんて。

 

◆初の中型バイク

まぁ、前置きはこの程度にして、、、 今回のタイトルは、いつもこのブログを見ているPC好きな方々にはかなり謎だと思います。ええ、そうです今回はバイクの記事です。

ある時からバイクにハマりまして、これまでずっとジェベルGAGに乗っていたのですが今回、初の中型バイクに手を出しました。

 

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KTM250XC-W

「え?バイクってHONDAやYAMAHAやKAWASAKIやSUZUKIじゃないの?」

あまり聞き覚えない人多いでしょうね・・・

これ、メーカーはーKTM外車です(笑)

でもって・・・レーサーです!

つまるところ、外車のレーサーバイク買っちゃいましたw

 

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なんでまた突然と思われるんですけど、キッカケとして・・・

 1つ目は去年までジェベルで頑張ってたまにレースや林道に行っていたのですが、そろそろ125CCからレベルアップしたいと思っていたということ。 

 2つ目は、以前から周りのオフ車乗りの方々から「上手くなるならレーサー買うのが一番の近道やっっw」と笑いながら進められていたこと。

ただ、最初は国産のトレール(公道が走れるオフロードバイク)を買おうと思っていたのですが、2019年5月に開催された万博記念公園でのイベントでKTMの展示をしていまして、そこでまたがった250EXCというモデルをまたがった時に

(このバイク‼︎超乗りたい‼︎)とビビッと来ちゃいまして、それから超極貧生活をして貯金して、2020年1月に納車されました!

 

◆250XC-Wはエンジン含め型破り

 

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このバイクの特徴なのですが、国産のバイクでは排ガス規制で駆逐されてしまった2ストロークエンジンを搭載していることです!そしてレーサーですが公道も走れちゃいます。色々と型破りです。

 

2stレーサーエンジンですのでパワーは引くくらい出ますし、極限まで無駄を無くし、車重が100Kgちょっとというバケモノです。もう慣れましたが、納車した時は死ぬかと思うくらい扱えなかったです。

 他にもサスペンションや色々と高性能なパーツがたくさんついていますが気になる方は僕よりもっと詳しく書いているブログがたくさんあるのでそちらを参考にしてください。

 

◆本領発揮は泥の上

さて、このバイクはオフロードというジャンルに分類されるバイクです。つまりはアスファルトの無い道を走るのに特化しています。納車して今日で大体1ヶ月半、林道と2つのレースに参加しましたが、ジェベルとはかなり違う走り心地を体感できました。

 

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まず、今住んでいるところの近所のお手軽林道。ジェベルだとなかなか登っていかない坂も簡単に登り、とにかく楽! サスペンションのおかげなのでしょうか?負担はかなり小さいです。最近は乗り慣れるためにここを何往復もして練習しています。

 

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次に、地元のナイスなおじさま方が作り上げたコースでレースと言う名の大運動会に参加しました。結果はブービーでしたが笑 

ここはとにかく広い河原やシングルトラックのエンデューロコース、スピードの出せるモトクロスコースが混ざってるいる面白いコースで、まだまだ2stに乗り慣れていない僕にかなりスパルタで乗り方を教えてくれたような気がします。2stはトルクが細い(XC-Wはかなり太いので少し勝手は異なりますけど・・・)のでクラッチの当て方が重要になって来るのかな?と考える様になりました。必要な時に必要な分クラッチを充ててパワーを出すとかなり機敏に路面に対応できることに気づきましたが、手が疲れてくるのである程度セーブしていかないといけないなと思いました。

 

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そして、先週行われた大阪、プラザ阪下で行われたWEXサザンハリケーン大阪大会です。僕は90minクラスに出場しました。ここもクラス25位で下から数えた方が早かったです笑

ここは兎に角広大なコースで、大分乗り慣れて来たこともあって、特に大きな転倒もなく走ることができました。先ほど書いたクラッチの扱い方と、慣れてエンジンを回せる様になって来たので最高の気分でコースを駆け抜けていけました。

 課題としては・・・フロントアップ(前輪を少し浮かす)動作がまだ出来ないため、丸太セクションでは何度も転倒したことですね。丸太さえ素早く簡単にクリアできればタイムも疲労感もなかったと思います。んー、どこかで練習できないものかなぁ・・・

 

 

◆あれ?ジェベルは?

さて、今まで僕のためにボロボロになりながらも頑張ってくれたジェベルですが、もちろんまだ手元にあります。オフロードは引退して、生活の足としてこれからもがんばってもらいますよ=!

 

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そんなこんなでかなり納車してからレーサーバイクをエンジョイして来ましたが、まだまだですね・・・ できればレースで上位に食い込めるほどの腕を手に入れたいものです。また大阪近辺で練習に行く方がいれば、初心者歓迎であれば誘ってくださいw

 

今回はここまでです。また道路やダートを走った感想などをインプレッションできたらと思います。では、また次回の記事でお会いしましょう!おやすみ‼︎‼︎

 

素人GAGレストア記その2

 さて,前回はGAGの現状確認をしましたが,今回は確認して必要なパーツを注文し,組付けていきます.

 まずは必要なものをそろえないといけませんね、というわけで整備の説明書のようなものであるサービスマニュアルを手に入れます。マニュアルやパーツはいつもお世話になっているバイク屋さんを通してSUZUKIからパーツを取り寄せてもらいます.・・・がしかし,旧車のレストアあるある~ サービスマニュアル欠品Σ(゚д゚lll)ガーン

いや、まぁ仕方ないですよね.GAGの発売は1986年,当然マニュアルもその時に刷ったものなので32年前の本がメーカーに残ってるはずないですよね。

 

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そんなときのヤフオク

お値段約3000円 

 

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次にクラッチ関連のパーツです.先ほどの話からするとこれも欠品なんじゃない?と思いそうですが,GAGのエンジンは同型のエンジンがつい最近まで製造されていたので手に入りました!プレート各種計5枚とガスケットで約5000円なり

 

あとはエンジンのなぜかなかったボルト,こちらは香川県内にある中古パーツショップ,イミテーションブルーさんで購入しました.エンジンボルト一式約1400円なり

 

あとは友人に2~14kN/mのトルクレンチを借り,スクレーパーを購入し(300円)準備完了!

さぁ,サービスマニュアルをもとにやっていこう!

・・・

・・・

( ^ω^)・・・

あれ、マニュアルってこんだけしか書いてないの??

 

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結構書かれていることがシンプルでした(笑) 結局,マニュアルとインターネットを利用しながら四苦八苦して組付けましたよ。

 組付けの順番はこのサイトのクラッチの項目を参考にするといいかもしれません.サービスマニュアルにも同様のイラスト(説明なし別項目)が描かれております。

www.cmsnl.com

まずは再度(サイド)カバーを外します.そしてクラッチの四つのボルトを外します.バネが飛ばないよう注意! 

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フリクションプレートの爪が折れてるのが分かります.

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そして上記のサイトのイラストを参考に組付けます.クラッチフリクションプレートには組付け前にオイルを塗ります.

クラッチの真ん中から出ているラックは車体後ろ側にギザギザが来るように組付けます。これを忘れるとカバーを占めれません(笑)

 

また,カバーやエンジンの淵にこびりついた黒い古いガスケットをスクレーパーで剥がします.

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剥がしました。これがないとオイルが隙間からどぼどぼ流れ出ます.(実際やらかしてしましました。)

カバーの締め付けトルクは既定のトルクは20~40kg/cmです.大雑把に換算すると約2~4kN/mです.ド底辺とはいえ高専生なので単位換算はできますよ・・・

カバーを占める前にガスケットを入れるのですが,バイク屋のおじさんから言われたことがありまして『ガスケットを濡らさないように,でもって経験上,閉じてから紙でも液体でも一日は寝かしてあげたほうがええよ。』

なるほどなるほど,というわけでしっかりとエンジンと手を脱脂した後にガスケットを組付け・・・あれ? オイル入れる前に一日寝かせるのか入れた後に一日寝かせるんかわからない(笑) 時間はかかりますが前と後どちらも1日寝かせました.

 

 

さぁ,ガソリンも入れてエンジン始動!・・・が,なかなかうまくいきません.

キックを一時間ほど蹴りに蹴ります.そして・・・

 

『ブォォォォォおぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)おおん』

本当にやっと動きました(;'∀')

www.youtube.com

ただ,この動画のあと,アクセルを一定以上開けると

『ゴバボボボボバボボボボボボボボボ』

 あーーー,これはいわゆる”燃調が合っていない” というやつですかね⁇アイドリングも安定しません.

まぁとりあえずは始動できたってだけでもうれしいですね!こいつはまだまだ生きてます!

 

今回はここまで。

次回からは素人がいじるキャブレターです。お楽しみに!

 

 

 

ど素人がバイクのレストア⁇GAGで言っているのか⁇

 さぁ,気づけばもう8月.猛暑大雨猛暑といろいろ安定しない天気ですが皆さん如何お過ごしでしょうか? 僕ですか?ぼくは先日ようやくテスト期間が終わりまして・・・やっと夏休みです‼‼  内定をもらって来年には就職なので学生生活最後の夏休みです.悔いなく過ごさねば‼‼

 

というわけで数年前から(具体的にはTodayを乗り始めたころから)やりたかったバイクのレストアを最後の夏にやりたい‼ と学生生活最後というブランドに酔った僕はいろいろ焦った結果・・・・

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SUZUKI GAG‼‼

手に入れちゃいました!もちろん不動です‼ 

 このバイク…皆さんご存知でしょうか? RB50という名前でもあり,1986年に発売された50㏄でフルカウルの小さなバイクです.雑誌などではこの時期は16歳になると原付免許を取り,50㏄でバイクの楽しさを知るという高校生たちが多かった時代だそうです.そしてレーサーレプリカ全盛期ということもあって原付でレーサー気分を味わえる見た目は一丁前な文字通りGAGみたいなバイクだったそうです。(そのあと,YやHが本気で50㏄レーサーを出して駆逐されてしまったそうですけど・・・)

  まぁそんな二輪事業が盛り上がっていたころの異端児なんですけど,その見た目や名前や鈴菌保有者から根強いファンがいるというのがこのバイクなのです.僕はなぜGAGが気になったかというと・・・春に恩師の所有していたGAGをまたがらせていただいたときに縁があったらいつか手に入れたいなぁと思ったのが始まりです.そんなときにある人からボロボロのGAGがあるとのことで頂けることになり,そいつの修理にはレストアベースが必要・・・とのことでメルカリで手に入れました.

・・・が,購入したこいつがまた絶妙に状態がいい! もともとは12年前におそらく2代目オーナーが廃品回収所にあったのを拾って遊んでいたそうなのですが乗らなくなり,二年間放置後3代目オーナーが直そうとオークションで購入したそうなのですがジムニーを買うそうでレストアをあきらめて売りに出したそうです.いやぁ~どうしようもならないところが出てきそうですが,割と動きそうなのでこいつをとりあえず直してみようとのことでレストアスタートです.

 

7月 

 西日本豪雨が過ぎ去った後,豪雨が影響して予定より5日間遅れて四国にやってきたGAGを友人と2人で確認です.

とりあえずエンジンなのですが


GAGはまだまだ寝ていたい?!

 

48秒あたりです.一瞬だけ・・・点きました‼‼

ただ,30分くらいずーーーーっとキックしてたんですけどそれ以降雄たけびを上げることはなかったですね.

 

 さて,次の問題です.このGAGさんはクラッチが張り付いているとのことでとりあえずクラッチ周辺を確認.

 

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エンジンのクラッチカバーです.カバー右斜め上,なんとネジが1つ欠品でした・・・ う~ん.ネジは付け忘れるものでもないけどなぁ・・・

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いやぁ・・・今まで割と大げさではなく100台以上パソコンはバラしてきましたけど,デジタル機器のパーツは電子パーツが羅列していて構造を一目見ただけではわかりませんがこういったエンジンというのはエンジニアが整備をしやすいようにああでもない~こうでもない~と悩みぬいたうえで完成したというのが分かりやすいような気がします. このエンジンはSUZUKIが新聞配達などのビジネス向けに発売したバーディーというバイクをもとに制作されているので,メンテナンスのしやすさや頑丈さに長けているそうです.

 話は脱線しましたがクラッチです.

 

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錆だらけの折れだらけです・・・

円の内側に凸凹があるほうは錆だらけ,外側に凸凹は外側が折れてます. その2つのパーツは1枚前の写真の円形部分に重なって入っているのですがこれが長年重なった状態だと錆によってくっつくみたいです.再利用は無理ですね~。

 

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あとは全体を見まわして,外装やエンジンにネジがなかったり,エアフィルタがなかったり,フレームなどに錆があったりとまぁ~ジャンクな感じですね‼ PCならジャンクPCですがバイクはレストアベース・不動車などというみたいでPC関係の記事から飛んできた人には未知の世界ですよね~・・・実際僕もそうですし.

 

人によったらブチ切れ事案な部分もあったでじょうけど,そんなこんなで結構な状態です.いままでジャンクパソコン含め大量にゴミを買っていたのでまぁこんなもんかって感じですね.

 

さぁ,確認後はいつもお世話になっているバイク屋さんでパーツを注文してレストアスタートです.今回行ったことをブログにまとめるので少々お待ちを!!

 

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次回‼『マニュアルは案外ドライな性格』

おたのしみに~♪